● Feature Article - 思い付き特集 ●




睨 【Look To The Rainbow Tour】

これも1985年モノで、Patti LaBelle初のソロ・コンサート・ライブ・ビデオで御座居ます。
内容的に、そう簡単に再発されそうもなさそうだって訳で、現在のところ幻っつーか入手困難な1本だと思います(たまにeBayとかで見かける)。当時日本盤もVHSとLDで発売されました。
まだソロ・シンガーとして、いまいち大スターになりきれてなかった時代の、最も後期の頃のパフォーマンスでしょう。曲以外の基本的な構成もMCも現在とほとんど同じってのも凄いんですが(笑)、やはり声は若いですね。ライブだと、レコードよりそれがアリアリとわかる。
見所と言ったら、やっぱ後半の大ゴスペルクワイアとの共演ですかね。"Up Where We Belong"(愛と青春の旅立ち)も、ちょーゴスペルで。"Wind Beneath My Wings"(愛は翼にのって)は、Bette Midlerがヒットさせるより前です。

 1 The Spirit's In It
 2 I'm In Love Again
 3 Joy To Have Your Love
 4 Come What May
 5 The Best Is Yet To Come
 6 Isn't It A Shame
 7 Shoot Him On Sight
 8 Lady Marmalade
 9 Loverman
10 Wind Beneath My Wings
11 Up Where We Belong
12 You Are My Friend
13 Somewhere Over The Rainbow

フィラデルフィアの"Schubert Theatre"で収録。68分。





お祭りたぁこのこと。 【Motown Returns to the Apollo】

1985年にNBCで放送されたアポロ劇場50周年記念の超豪華ショーで、Patti LaBelle伝説のライブでもあります。
当時日本でもVHSとLDでかなりの話題を呼び、再発売が待たれていた作品ですが、2004年秋に待望のDVD化(それも国内盤)が実現しました。この価格はちょっと?な気もするので(手元にある昔のVHSバージョンは\14,800だけどさ)、まだ購入は思案中。しかも再編集でオイシイ部分がカットされてるとかで、オリジナルを知るファンからはブーイングも出ているようです。

ショーの内容詳細は[こちら]をご参照。
で、何が"伝説"なのかと言うと、デュエット相手のJoe Cockerを、声量と迫力でコテンパに叩きのめしたりとか、大トリのDiana Rossを食っちゃったとか、良くも悪くもこのショーのヒロインは紛れも無くPatti LaBelleであるということ。
(この辺のエピソードはBioの項目と内容がかぶりますが)後日これを散々マスコミから叩かれ、"出たがり女"のレッテルを貼らたPattiは深く傷つきます。しかし、多くの聴衆からこの彼女流パフォーマンスは支持され、『Patti LaBelleのライブ・パフォーマンスは凄い』という評判につながり、かえってその後の人気の起爆剤にもなったようです。

このショーのハイライトのひとつが、Pattiを中心としたゴスペル・コーナー。クラブで踊れる曲も、しんみりするようなソウル・バラードも良いけれど、彼女はゴスペル・パフォーマンスでこそ、一番魅力と実力を発揮するのかもしれません。このコーナーでは、その魅力に十分触れることができます。

他、豪華アーチストたちの、宝石箱をひっくり返したような絢爛パフォーマンスも、全く飽きさせる事ナシ。Sarah VaughanもSammy Davis Jr.もBilly Eckstineもいるよ(涙)。

もう我が家では超永久保存・殿堂入り筆頭のビデオ。
こういうメンツをまとめて、こんなショーを作り上げちまうアメリカの才能って、やっぱサスガだよなぁ。紅白の演出もお願いしたいところだ(笑)。

なお、新DVDバージョンのタイトルは、【ザ・レジェンド・オブ・モータウンライブ・アット・ジ・アポロ・シアター 1985】となっています。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

『私の中にいる"プリシラ"を放っておくと、ノドが張り裂けるくらいに歌い続けてしまうの。
私は双子座だから人格がいくつかあって、プリシラはその中のひとり。』





ホントに本人達も楽しそうです。 【Sisters in the Name of Love】

これまた古い話ですが、お気に入りのライブなので。
1986年に、HBOで放送されたスペシャル・ライブです。
出演はGladys Knight、Dionne Warwick、そしてPatti LaBelleの、アポロのレギュラーだったムスメ時代からの旧友3人組と、従うは女性(Sisters)だけで編成された大クワイア。

 1 Opening Song 〜 Love is the Spirit (all three)
 2 Livin' in America (all three)
 3  - a short intro song & interlude -
 4 I Will Survive / Free Again (Gladys Knight)
 5 I'll Never Love This Way Again (Dionne Warwick)
 6 A New Attitude (Patti LaBelle)
 7 Somewhere (all three)
 8 Medley (all three):
   My Girl (My Guy)
   For the Love of Money
   The Ten Commandments of Love
   Yackety-yak
   I Only Have Eyes For You
   Can't Help Myself
 9 That's What Friends Are For (all three)
10 Love is the Spirit (all three)

プライベートでの3人のキャラと力関係(ビジネス面ではなくて)みたいなのがよくわかります。しっかりしていそうで、時にはボケ役でもある芸達者なGladys、明るく開けっぴろげなPatti、そして一歩下がって優しく見守るDionne、みたいな。まんま中尾ミエ率いる三婆みたいだ、なんて例えはすごく嫌なんだけど、やっぱちょっとかぶった(笑)
途中スタジオのセットで、それぞれのキャリアや家庭の事をキャーキャー言いながら語る場面とかが挿入されているのは、テレビ番組ならでは。
掛け合い漫才っぽい爆笑MCも何度か織り込まれ、比較的コミカルな感じで進められます。とはいえ、案の定"That's What Friends Are For"(愛のハーモニー)で感動的にフィナーレへ持って行くけど^^。

これだけ実力があり、息も合った3人なら、ハーサルなんてやってもやらなくても、こんな素晴らしい出来になっちゃうんじゃないかなぁとすら思えてしまいます。
事前にDionneからクギは刺されていたものの(笑)、それでもやっぱりPattiはひときわラウドリー。しかし誰が誰の引き立て役になるというような事も無く、3人とも公平にスターリングに見えてました。当時のPattiは、2人に比べてセールスで言ったら今ほどの大スターではなかったのに、常に真ん中を陣取っています。彼女の性格なのかSistersの寛大な愛なのか(笑)。
編集はしてあるのだろうけど、たった1時間では物足りなさも残ります。
ついでに、今の誰がどうだって事では全然ないのだけれど、40代前半の彼女等、すごく美しいですよ。
・・・Pattiのアタマはガイル少佐で、ダンスだけは3人とも平禄寿司(たぶん東日本ローカル)なみだけど。

Gladysがエグゼグティブ・プロデューサーとしてクレジットされており、このショーは"A Cable Ace Award"を受賞しました。
ハリウッドの"Aquarius Theatre"にて収録。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

数年後、この3人でレコーディングした"Superwoman"は、グラミーにノミネート。


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【Patti LaBelle Japan Tour '88】

genさんより、現在唯一の来日公演である Patti LaBelle Japan Tour '88 の貴重な資料を頂戴しました。
昭和63年7月3日(日)に、大阪厚生年金会館で行われたコンサート(約86分間)の曲目を掲載させていただきます。

開演:午後5時30分
主催:朝日放送
後援:ワーナー・パイオニア
提供:キョードー横浜

 1 When You Wish Upon A Star
 2 Something Special
 3 Sleep With Me Tonight
 4 Oh People 〜 What's Going On
 5 Stir It Up
 6 If Only You Knew
 7 Music Is My Way Of Life
 8 On My Own
 9  - interlude -
10 Lady Marmalade
11 You Are My Friend
12 New Attitude
13 If You Don't Know Me By Now
14 What A Wonderful World
15 Somewhere Over The Rainbow
16 Come What May (encor)


《その他の会場》
東京公演
 7月6日(水)、7日(木)
 会場:NHKホール
 開演:午後6時30分
 主催:産経新聞
 後援:FM横浜、ワーナー・パイオニア、夕刊フジ、サンケイスポーツ、サンケイリビング
 協賛:J TRIP BAR
 提供:キョードー横浜

名古屋公演
 6月30日(水)
 会場:名古屋厚生年金会館
 開演:午後6時30分
 主催:東海テレビ放送、キョードー名古屋
 後援:ワーナー・パイオニア
 提供:キョードー横浜

genさんのご好意に心より感謝いたします。





ワシントンDCのfree paperの広告 【"A Very Special Evening with Patti LaBelle"は$45.00也】

Pattiの来日コンサートは、1988年にたったの1度。
残念ながらその来日コンサートは逃してしまったのだけれど、1996年2月8日、たまたま滞在していたワシントンD.C.でライブを観る事ができました。
会場のワーナー・シアターは、でっかいシャンデリアが下がり、壁には天使が舞うよなきらびやかなホール。
薄暗い中、イントロはPattiのヒットの数々がインストロメンタル・メドレーで。
舞台の中央にパッとピンスポットが当たる。そこにいつのまにかスタンバってたPattiが真紅のドレスで立っています。

途中MCが何度か入ったけど、まーよくしゃべるしゃべる。トータル1時間近くしゃべってましたかね。鼻かんだティッシュを「くれ」と言う客、「正気?」と言いつつも「誰にも見せるんじゃないわよ」と言ってあげてしまう気さくなPatti。
アンコール前の"One Sweet Day"は、マライアとボツメンで当時大流行だったおなじみの曲。艶やかに、余裕の歌唱。
客席でデブデブの黒人オバサマと意気投合し、チークダンスのように抱き合って(体臭)、2人で体を揺らしながら"Over The Rainbow"を聴きました。
もー生きててよかった!

 1 My Love, Sweet Love(サントラ"Waiting To Exhale"から)
 2 Come As You Are
 3 Come What May
 4 New Attitude(ビバリーヒルズコップのサントラとして、シングルでも大ヒット)
 5 Isn't It A Shame(グループ時代の傑作!)
 6 If Only You Knew
 7 Somebody Loves You Baby [You Know Who It Is](男性客引っ張りあげ)
 8 Feels Like Another One
 9 On My Own
10 Right Kinda Lover(この当時最新のシングルヒット)
11 Lady Marmalade
12 You Are My Friend
13 Turn It Out("To Wong Foo"のサントラ。Labelleリユニオンでシングルカット)
14 One Sweet Day(マライア&ボーイズUメンで大ヒット)
15 Over The Rainbow(アンコール)




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